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浜名湖底洞穴編

サクラは草原に立っていた 周りには建物も何もない人影すらもない
そうただの草原 見渡す限りただの草原だった その何もない場所にサクラは立っていた

(私…どうしてこんな所にいるんダろ?)

心地よい風が吹いてきた、サクラは気持ちが安らぐのを感じている サクラは金髪をなびかせその風を体全体で感じていた

(あぁ そっかこれって夢なんダ)

漠然とサクラはここが夢の世界だということがわかった なぜそう思ったのかはわからないが
サクラは寝転がりその気持ちのいい風に身を委ねる そしてゆったりと流れる雲をぼーっと眺める

(こんな所でのんびりと生活出来たら最高なんでしょうネ)

サクラは目をつぶり風の音を聞いていた 横になり風の音を聞いているとかすかに風の音にまじり何か違うものが聞こえてきた

「・・・・か・・・・・・・・・・・・」

(ん?何か聞こえたような気ガ・・)

「・・ら・・・・もの・・・・こ・・・・」

(ううん これは気のせいじゃない何か聞こえル)

サクラは起き上がり目を閉じるとその声に集中する 一体なんの声なんだろう?

「・・ある・・・・よ き・・・・える・・」

(なんだろう? なんて言ってるんだろウ?)

その声がだんだんとはっきり聞こえてきた 力強くしかし優しさのこもる声だった

「力ある者よ 聞こえるか」

(誰? あなたは一体誰なノ?)

「力ある者よ 聞こえるか 我が名は幻老胤翁 この日の本を見守る者」

(見守る者?それっていったいなんのことなノ?)

「力ある者よ 今この国に災いが迫っておる」

(災い? 災いって何のことなノ?)

「力ある者よ この日の本を守ってくれ」

(一体なにが起ころうとしているノ? 何を守ればいいノ?)

しかしその声はもう聞こえなくなっていた、サクラは叫んだその声にむかって

(待って! 何を守れって言うの?災いってなんのことなのヨ!)

「待って!」

「きゃぁ」

サクラがガバッと起き上がったのを見て純菜は吃驚した

「サクラちゃんどうしたの? なんだかうなされてたみたいだけど」

サクラはぼ~っとしながら純菜を見ていた、自分自身何があったのかよく覚えていない
何か言われたのに思いだせない…大事なことをいわれたような気がしていたのだが

「純菜ちゃん… うん…なんだか夢を見てたみたイ」

「そう 悪い夢だったのねきっと?」

サクラはどんな夢だったのか思い出そうとしたが微かにしか思い出せないでいた

「何かを守れって言われたような気がするんだけド」

「ふむふむ 守れ…ですか?なにを守るんでしょうね…あ、そろそろお寺に行かないと虎裁禅師待ってるよ」

あぁ いけない といいながらサクラは朝稽古の準備を始めていた あの夢はなんだったのだろう?
守ってくれ その言葉だけがサクラの頭から離れないでいた
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