忍者ブログ
Onlineゲームをまた~り歩き渡ってます【The Towre of Aion】【信長の野望online】などなど
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
最新CM
[03/13 yuuma]
[03/12 サクラ&ルシーア]
[03/08 yuuma]
[02/25 サクラ&ルシーア]
[02/24 なちゅ]
ブログ内検索
プロフィール
HN:
Rolleiflex
性別:
非公開
バーコード
最新TB
フリーエリア
[238]  [237]  [236]  [235]  [234]  [233]  [232]  [231]  [230]  [229]  [228

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

浜名湖底洞穴編

天星真希は亡者の群れがもっとも多い場所へと視線を送る

「秀人、禮華は前に出ろ亡者をこれ以上近づけるな 紅は純菜の護衛だその二人を守れ 真鉄は援護、謙一行くぞ!」

その瞬間、真希の体が消える それは消えたように見えただけで実際は高速で移動したのだ
真希の移動を目で追うことは出来ない その場にいた誰もが真希の姿がいきなり消え そして遠くの場所にいきなり現れたようにしか見えていなかった
忍者は隠密行動にたけている その歩法だけでもかなりの技術がいるのだが真希はそれを独自のものに変えていた
真希は亡者がもっとも多い場所へと立ち止まると目の前にいた亡者を蹴り上げ小刀を抜刀し即座に構えをとった

「久々に少し本気になってみるか」

そう独り言のようにつぶやくと抜刀した2本の小刀に力を込める
左右にいた亡者が太刀を振り下ろしてきた 真希はその太刀を小刀で受け止めると同時に体を回転させ受け流す
そのまま体を回転させながら亡者を斬りつけて行く それはまるで小型の竜巻のようであった
亡者の間を縫うように真希は移動しながら亡者を斬りつけて行く 亡者は真希の姿を追いきれず斬られていくのみであった
このままこの辺りの亡者を殲滅して戻るか、そう思ったときガキン!という音がし回転が止められてしまった

「な…んだと!?」

真希の小刀を止めたものそれは群れをなしている亡者とは違っていた 亡者と同じ姿、形をしているのだが鎧が他の亡者と違う
その鎧の中には蛇が蠢いていた 蛇使いと呼ばれる亡者だ
小刀を止められた真希は太刀を押し返そうとするのだが動かない
その時、真希の周りにいた亡者が一斉に動いた 太刀を真希へと向け一斉に突き出す
何本もの太刀が真希の太刀を貫いていた さすがの真希もこれだけの太刀を体に受けてはひとたまりもない
しかし亡者の太刀に貫かれていたはずの真希の姿が陽炎のようにゆらめき消えてしまう 亡者達はきょろきょろと辺りを見渡し真希の姿を探すのだが何処にもいない
辺りを見渡していた亡者の1体がいきなり前のめりに倒れる その倒れた亡者の背後に真希は立っていた

「まったく…普通の亡者と違う奴までいるとはな 影でこそこそ狙っていたんだろうが残念だなその程度じゃあたしは止められんよ」

ダン!と大地を蹴ると真希は蛇使いまでの距離を一瞬で詰めた 蛇使いの懐にもぐりこむと真希は足を真上に蹴り上げる
蛇使いの顎を蹴り上げ仰け反らせると体を回転させさらに回し蹴りを叩き込む そしてその場で跳躍すると小刀を振りぬいた
小刀を振りぬいた場所に風の渦が巻き起こる そこへ小刀を突き刺すと風がかまいたちとなり亡者を襲っていく
何体もの亡者がかまいたちによって切り刻まれ倒れていく 地面に降り立つと同時に蛇使いの首に小刀を突きたてる
そしてあたりをぐるっと見わたすと

「ふむ…あまり減らないものだな 沸いてきているんじゃしょうがないとしてもこれじゃキリがないな」

後ろで頑張っている連中がいる そいつらのために少しでも数を減らしておかねば
そう思いまた亡者へと向かって行こうとした時 近くにいる亡者が吹き飛んで行くのが見えた
亡者を吹き飛ばしながら何かがこちらに近づいてきている なんだ?何が来ている!?
亡者が吹き飛んでいる場所へと太刀を向け真希は身構えた 亡者が作る壁がくずれそこから見慣れた顔が出てきた
紅刹那である
純菜と凪麻呂を護るようにと言ったはずの紅がそこまで来ている おもわず真希は声を張り上げていた
PR

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント
この記事にトラックバックする:

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne