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浜名湖底洞穴編

そこに邪気の気配はなくただ堕天女と呼ばれたものだけが立っていた その堕天女も目の前にいた凪麻呂がいきなりいなくなったことでそこに立ち尽くしているのだが

「真希 さっきのあれ、まだ何か言ってたぞ?」

「ほっとけ葵 あんなへたれなんぞいなくなってせいせいしたわ」

真希は邪気を消しさったのだがまだ少し満足気な表情だった さてそれよりとユダの助けだした凪麻呂を見てみる
凪麻呂はサクラと純菜が介抱していた 見た感じ大丈夫そうなのだが

「その人はどうなんだい?えーっとたしか凪麻呂とか言ってたっけ」

「大丈夫みたいですね体に外傷はないし でも長い間憑りつかれてたから精神的な疲労が貯まってるんでしょうね すぐに目を覚ますと思います」

「そうね今は眠ってるだけだシ このまま安静にしてれば大丈夫、じゃ純菜ちゃん見ててくれル?」

純菜はうなずき凪麻呂を介抱する 何事もなければそれでよいのだが憑かれていた時間がわからない
長い時間を憑かれたまますごしていたのなら精神にはかなりの負担がかかっているはずだ
目を覚ましたとき意識が混乱しないとも限らない 純菜は心配そうに凪麻呂を見ていた

「さて、安静はいいがあれが問題だな…黙って見逃してくれるとも思えんが」

あれとは当然堕天女のことである 今は動かずその場に立ち尽くしているのだが

「このまま終わるとも思えないでござるな」

「よしオレが撃つ!」

真鉄が火縄銃を堕天女へと向け額へ狙いを定めたそのとき 堕天女が奇声をあげる それはとても異様でしかも不快感をさそう声だった
そのあまりにも異様な声にみんな耳をふさぐ

「な、なんだこりゃ??」

「あれを見て」

禮華が堕天女を指差した 堕天女の周りに降りてくる者達がいる
それは天女の恨みと呼ばれる者たちであった 天女の恨みはゆっくりと堕天女の側へと降りてくる
天女の恨みがそばに降りてくると同時に堕天女の奇声が止まった 

「何かあるとは思っていましたが…こう来ましたか」

「大臣、あんたなに悠長なこといってんの?」

「いやいや葵さんこれでも焦っているのですが…で、お頭どうします?」

「そうだなここはやるしかなさそうだ そしてやるからには全力だ!気合を入れなおせよお前ら!」

応!と、全員が応える しかし相手は堕天女だけではない 大量に群れをなしている亡者もいるのだ
ここは二手にわかれたほうがよさそうだ
さてどうするか 真希は少し考えそして叫んだ

「弾、ユダ、銃、葵、大臣、まお、サクラ お前達で堕天女を倒せ 残りは亡者どもを蹴散らすぞ」

「お頭!大丈夫なのかそれで俺も残ったほうが…」

「弾十郎 あたしを誰だと思ってる!それにお前まで残ったら誰がまお達を守るんだ」

真希の気迫に弾十郎は押された そして禮華の肩をぽんと叩き

「お頭を頼んだぞ」

「まかせといて秀人さんもいるし 大丈夫よ」

「よし 真、秀人、禮華、謙一、紅、行くぞ奴までの道をあけるんだ!」
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