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浜名湖底洞穴編

「サクラちゃん どうしたの?」

サクラがこちらをじっと見ているのを感じ純菜はサクラに声をかけたのだが

「な、なんでもないヨ~ みんなすごいな~って関心してただけだヨ まお姉さんがあんな力を持ってたなんて 境内を掃除してるまお姉さんしか私みたことなかったかラ」

「ふふ 私もやるときはやるのよ」

「まぁまお一人じゃここには来れなかっただろうな なにせ岡崎にいても迷子になるぐらいだからな~」

「そうそう すぐ迷子に…ってそれどういうこと弾ちゃん!?」

「おいおい 笑わすなよ身体がいてぇじゃねぇか」

そう言ったのは真鉄だった まだ体は動けるようになってなかったが頭だけははっきりしているようだ
衰弱した体に鞭うつように真鉄は体を起こそうとしていた

「真ちゃん!気がついたかよかった~心配したぞ~ってか動くな!無理するんじゃねぇっての」

「なんだかみんな居るな 何してるんだ?」

真鉄は少し記憶が混乱している様子だった 無理もないいつから捕らえられていたのかわからないが医術の知識がない弾十郎でも弱っているのがわかるぐらいだ

「真ちゃん覚えてないのか?ここは浜名湖、真ちゃんはここへ試験の材料を取りに来たんだよ」

「そっか なんとなく思い出してきたぞ」

「真ちゃん大変だったんだぞ サクラちゃんが崖から落ちて真ちゃん見つけたと思ったら蜘蛛の巣に絡まってるし しかも変な大蜘蛛が襲ってくるしで大変だったんだからな」

「そ、そっか…そういや何か変なものが降ってきたと思ったら目の前が真っ暗になって…んで気がついたら弾ちゃん達がいたんだが その大蜘蛛にやられてたのか」

「うむ まぁその大蜘蛛は ほれあそこだ 息の根止めたからもう安心だぞ」

「だめよ安心は出来ないの 出来れば早くここから出ないといけないのよ」

「あぁそうだ まおのいう通りだったなここは危ないんだ ってわけだ真ちゃん動けるか?」 

「まぁなんとか動けそうではあるがそういう訳にもいかないんだよ弾ちゃん なんとなく思い出してきたがおれ以外にここに来た奴がいるみたいなんだ、あの後ろ姿は……凪さんだと思う」

真鉄は蜘蛛に捕まっていた時の事を思い出していた 大蜘蛛に襲われ意識が切れかけていたとき目の前に人影が見えた
その人影は真鉄を一瞥すると奥の方へと歩いていったのだ その姿、そしてちらっと見えた横顔に真鉄は見覚えがあった たしかにあれは凪麻呂だったと思う

「うむ、あれは間違いない確かに凪さんだった・・・と思う はっきりとは思い出せんが…」

「凪さんがここに!? 一体何をしにこんな所へ!?」

「それは本人に聞くしかないでござるな・・ 真鉄どのの話が本当ならでござるが」

「奥って危ないんじゃないかナ?どうなってるのか分かんないけどでも探しにいかないト!」

「うむ!そうだな けど真ちゃんのこともあるし一度岡崎に戻るほうがいいと思うが…」

「おれの事は心配するな 大分よくなったしおれも行くよ」

「しかしな・・・」

「行くっつったら行くんだ!おれがこんな目にあったんだ凪さんだって危ないだろうが!」

真鉄は力を込めて立ち上がった が、まだ少しふらついていた 弾十郎は大丈夫か?と手を差し伸べたが真鉄はそれを押し返し自力で立つ

「鍛冶屋がこの程度でへばってたまるかおれは行くぞ!凪さんを探しに」

ふぅとため息をつき仕方ないという顔をした そして弾十郎は真鉄を助けに来た仲間達を見る

「んじゃ行くか真ちゃん 俺は行くがみんなはどうする? 奥だとさらに危険度がますぞ今なら引き返せる?どうするかはみんなの判断にまかせるよ」

今のサクラ達のいる場所は浜名湖入り口からそう離れた場所ではない 引き返そうと思えばもどれる場所にいる そう引き返すなら今しかないだろう
しかし真鉄の話が本当ならこの奥に凪麻呂が向かって行ったのだ 奥の危険な場所へと入り込んだ凪麻呂
なぜ凪麻呂がこのような場所に来ていたのか なにをしに奥へと向かったのか それは本人に聞くしかない

「私は行きまス!危ないかもしれない場所に凪さんが入っていったのならそれをほおってはおけないワ」

「サクラちゃんが行くなら私も行くわよ 微力ながら力になれると思うし」

サクラに呼応するように純菜がいう 那々獅銃はそんなサクラと純菜を見て小さくうなずく

「だね ほっては行けないしぼくも行くよ」

銃が応え紅がうなずく

「拙者も行くでござるよ」

「当然私も行きます 凪さんは仲間なんだし」

「みんな…おし!んじゃ行こうか!」

その場にいた全員が凪麻呂を探しに行くことになった この奥には一体なにがあるのかサクラにはわからない
しかしこの奥が危険な場所であることにかわりはない そんな場所へ凪麻呂は向かったのだ
助けないと…サクラは手に持つ十字槍をかたく握り締めた
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