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浜名湖底洞穴編

弾十郎は文字通り体を張って死霊使い、水舐め婆の攻撃を防いでいた
時には小刀で 時には体でその攻撃を受け止めていた 弾十郎の体には大小さまざまな傷が出来ている
そこから血も出ているのだが純菜のかけた術、活身のおかげで自己再生能力を飛躍的に上がっている
徐々にその傷もふさがってきているのだが

「ここから先は一歩も通さんぞ!」

活身がかけられてるとはいえそれにも限界はある 弾十郎のつけられる傷は増えることはあっても減ることはない
死霊使いと水舐め婆の絶え間ない攻撃にさらされ弾十郎の体も悲鳴を上げ始めていた

「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」

サクラは詠唱を唱え弾十郎へと治療はじめている 目に見えてわかるようになった弾十郎の傷それでも死霊使い、水舐め婆の攻撃は止まらない
弾十郎の体力は徐々に削られていった

「このままだと弾さんが危ないワ」

死霊使いの攻撃を受け止めた弾十郎 その死霊使いの背後にいた水舐め婆の目が光った
光ると同時に弾十郎を覆っていた青い闘気が四散してしまう
死霊使いが弾十郎の小刀を弾きその刀を振り下ろす 肩口から胸へかけてザクッと切られてしまう
極みのおかげでかなりダメージを軽減していたのだが それがなくなったことによりまともに攻撃を受けてしまった
活身の効果はまだ活きているのだがそれも間に合わない

「弾さん」

弾十郎の体が淡い緑の光に包まれる サクラの治療の光だ
サクラと交代するように純菜は詠唱を唱えはじめる 弾十郎へと治療するために

「このままだと間に合わなくなる」

純菜が言った たしかにこのままだと弾十郎が危ないしかし今の状態で治療をしていくしかサクラと純菜には方法がなかった
そう思っていたときまおの声が聞こえた

「サクラちゃん吃驚しないようにね」

まおは御幣を振り祈祷をはじめた、そしてその御幣をサクラに向ける はぁ~っという声と共にサクラの体が白い霧のようなものに包まれた
その霧のようなものはサクラのまわりをふわふわと流れていく しかしその霧は決して離れることはない
サクラ達が唱えている詠唱の文字がその霧の中に流れているのが見えた

「サクラちゃん 弾ちゃんに治療を」

サクラは何がおこっているのかわからなかったが弾十郎へと治療をしようと詠唱をとなえようとした、だが先ほどとは違いすぐに治療することが出来る
これはまおの祈祷により術をおこなうための詠唱をあの霧が代わりにやってくれる まおの祈祷にはそういう効果があったのだ

「これならいけそうね」

純菜はサクラの様子を見て治療のための詠唱を止めると剣印を結ぶ そして死霊使いへ呪詛、混沌を放つ 弾十郎もサクラの治療で力を回復し体内の気を練り極みを発動している

「待たせたな 弾ちゃんよく頑張った」

秀人、銃が弾十郎のそばまでやってきていた 真鉄は少し離れた場所で火縄銃を構えている

「おし 終わらせるぞ!」

弾十郎、真鉄、秀人、銃は死霊使いへと反撃にでる
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