まおの家 通称まお屋敷へと4人は向った 結構な量の料理だったが荷物のほとんどを弾十郎がかかえている
「弾さん重くない?なんだかいっぱい持ってもらってるけど」
「いいのよ純菜ちゃん 今の弾ちゃんにはそれぐらいしか出来ないからね」
「おいおいひでぇなまお しかしまぁほんとのことだがな ま、この程度の荷物ならわけねぇさもっと持てるぞー」
弾十郎は大荷物を軽々と持ち直し再び歩いていく この程度の荷物では弾十郎はびくともしないらしい
大きな屋敷が見えてきた そこがまおの屋敷らしい
「お、おっきな屋敷ですネェー まおさんって何者なの純菜ちゃん?」
「ん?見ての通りただの巫女だと思うけど んーでもおっきな屋敷だよね あまり気にしたことなかったから…まぁ気にしないでいいんじゃないかな」
「おぉ~い真ちゃん連れてきたぞ~ で、荷物あるから中に入れてくれ」
「おぉ 待ってました! ぬぉ!多いなこりゃ存分に堪能できそうだ 大臣これ持っていってくれ」
「美味そうな匂いですな おっとこれですなよっと」
「これはサクラちゃんも手伝ってくれたんだよ はい銃さんも持ってって」
「了解 これでいいんだね こっちは紅持って」
「ほとんどまおさんと純菜ちゃんが作ったんですけどね 私はお手伝い・・」
「このお酒は誰が持って来たの?」
「あぁ それは俺だ宴会ならこれがないと始まらないだろ いつもまおに作ってもらってるからなー たまには買ってきた」
「真ちゃんにしては気が利くな… なんだ明日は雨か?」
「ふふ 大丈夫だ! 酒のお代は弾ちゃんにつけといたからな」
「真ちゃん……」
「みんな料理まわった? 銃!つまみ食いしないの!」
「見つかったか…」
「んじゃ 新しい仲間が出来たことを祝って乾杯だ~」
サクラはここに来て良かったと思った 純菜に会いそして岡崎で再会 その後いろいろな目にも会ったが今こうして笑っていられる
ここにいる人達がこの笑顔をくれたのだと思っている 私もこの人達の仲間になれるだろうか?
いやなりたい そのためにももっと修行をしないと
サクラの新たな旅がここから始まる
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