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浜名湖底洞穴編

禮華は亡者と戦いながら秀人と真鉄の戦いを横目で見ていた

「本郷さんほんとに強いわーあれだけの数を相手に一歩も引いてない」

秀人は太刀での結界を作り上げたあとその場所から一歩も引くことなく戦い続けている
しかも引くどころか前進しているように思える 普通の斬撃だけでも秀人がかなりの実力者だということがわかる
しかも今使っている技 どれほどの修行を積んだのかわからないが今の禮華に同じことは出来ない
でも、と禮華は思う 同じことは出来なくても今の自分に出来ることはある
そして禮華も今まで何もしてこなかったわけではない 秀人とは違う力を禮華は身につけている
禮華は鍔競り合いをしていた亡者を弾き飛ばすと大声をあげて叫んでいた

「はぁあああああああああああっっ!」

鼓舞 それは自分の気勢を上げると同時にその声を聞いた者の気勢も高ぶらせる
禮華は声を張り上げたあと亡者へ向けて走り出す まずは目の前の亡者をそう思い太刀をふる
目の前にいた亡者を斬りつけると太刀を返し横薙ぎに払う そして2体目の亡者を斬りつけさらに太刀をふり続ける
ここへ来たとき同様禮華はまるで踊るように亡者を斬りつけている その姿は良く出来た型をみているようだった
それは禮華が毎日欠かさず続けていた型 禮華に男のような力強さはない かといって器用な技が使えるわけでもない
禮華は師に一つの型を教えてもらう それを毎日かかさず続けてきた、それが今の禮華の強さになっている
何体目かの亡者を斬りつけた時それは起こった
突如何かに足を取られ禮華はバランスを崩してしまったのだ ハッと足元をみるとそこにあったのは倒れている亡者の手だった
止めをさしきれていなかった亡者が禮華の足首を掴んでいる
足を止められ流れを潰された禮華は次の行動に移ることが出来なかった

「はなせー」

禮華は足首を掴んでいる亡者へと止めをさそうとしたその時目の前に影が出来る
顔を上げるとそこには太刀を振りかぶった亡者がいた やられるそう思った禮華は思わず頭を両手でかばい目を閉じてしまう
その瞬間シュン!という音がした 禮華は亡者の攻撃を待っていたのだが一向にそれが来ない
恐る恐る目を開けるとそこには太刀を振り上げたままの亡者が立っていた
何がおこったの?そう思ったとき目の前にいた亡者の体が肩口から斜めにずれ崩れ落ちた
崩れ落ちた亡者の後ろに誰かが立っていた それは禮華のよく知る人物、いつも一緒に修行をしていた謙一の姿がそこにあった

「………禮華、大丈夫か?」

「け、けんちゃん?う、うん大丈夫、ありがとう」

「……まだまだだな」

「む、けんちゃんに言われるとそこはかとなくムッてなるんだけど」

「……ほら前」

わかってるわよ!と言いながら禮華は目の前に迫ってきていた亡者に太刀をふるう
禮華が切りつけた亡者に謙一はすかさず止めをさしていく さらに禮華が目の前の敵に集中できるように左右からくる亡者を牽制していた
まったく、けんちゃんったらよけいなことを そう心の中で禮華は思いながら目の前からくる亡者に太刀をふるっていった
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