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あの空に向かって

両替宿の前はもとの静けさに戻っていた サクラは弾十郎達と共に鍛冶場の前まで戻って来ている
サクラは未だに信じられなかった あのような物の怪がいたという事実 そしてそれを目の当たりにしても怯むことなくそれに立ち向かった人
自分は何も出来なかった… そうなにも…
槍術だけは上手くなったと思っていたのに不測の事態に私は一歩も動くことが出来なかった 情けない思いだけがサクラの中で大きくなっていた

「なんだか大変な目にあったみたいだな…」

真鉄から話を聞いた弾十郎がぼつりとつぶやくようにいった 落ち込んでいるサクラの肩をぽんと叩き元気を出せよといったのだが効果はなさそうだった

「うむ、あんな物の怪が出てくるなんざ有り得ん話だからな・・・」

「真ちゃん何か噂聞いてたんだってな? その噂、何処で聞いた?」

「あれは確か・・・遠江へ買出しに行った時かな? まぁよくある噂話だと思ったんだが…」

ショックを受けうつむいたままのサクラを純菜は心配そうに見ていた そしてまた暗い話になりそうだったので純菜が話題を変えることにした

「はいその話はここまで!サクラちゃんがこの町で暮らすようになるのに不安がるじゃない」

「そうだな…すまん…おし!今日は宴会だ 他の連中にも声かけてくるから 純菜ちゃんにまおも料理頼めるかい?」

「まかせて!とびきりの料理を用意しますよ」

「んじゃ後で呼びに行くわ、真ちゃん行こっか」

「ヽ(*^∇^)ノ」

サクラと純菜そしてまおは純菜の家へと向かって歩き出した 
サクラは考えていた、ただ槍術だけ覚えていっていいのか?もし、あんな化け物と出合った時 槍術だけで対抗出来るのか…?
やはり槍術だけではダメな気がする サクラはそう考えていた

「サクラちゃん…っていうのよね はじめまして龍城まおっていいます さっきはバタバタしてたから挨拶できなかったね」

「あ、そうですネ 私は御堂サクラです よろしくお願いしまス」

まおのにも気のない返事でサクラは答えていた そんなサクラを見て純菜は心配になっていた

「サクラちゃん大丈夫?なんだか上の空みたいだけど…」

「純菜ちゃんお願いがあルの・・ 私に医術を教えてもらえないかナ?」

「ど、どうしたの一体?サクラちゃん薬師になりたいの?」

サクラは考えていたことを全部純菜に話した 今までは槍術だけをやってそれを極めようと思っていた だが、それだけではダメだということを今日の出来事で思い知った
槍術のみでは限界がある
そして槍術とは違う力が今の自分にはいるのではないか? そしてその力とは純菜が見せてくれたものではないのか サクラの話を聞き終えた純菜は

「ん~私もまだ見習いだし教えるって言っても・・・どうかな薬座頭に会ってみる?教えてもらえるかもしれないし」

「うん 純菜ちゃんお願イ」

まおは先に純菜の家に向かい料理の準備をするといったので サクラと純菜は二人で薬研へと向った
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